気温が20℃を越えてきました!
急な気温の変化に子供達の体も
まだまだ対応できていないかと思います。
先日連盟の抽選会で大塚製薬さんから
熱中症のレクチャーを受けてきましたので、
情報を共有したいと思います。
軟式野球では2時間半で1800g程度の
汗をかくそう。
汗にはナトリウム分も含まれており、
体内のナトリウム濃度バランスが崩れること
によって熱中症が起きるということは、
結構みなさんも知っていらっしゃるかと。
ではどのような水分補給が望ましいのか?
野球では「競技前に250〜500ml」の水分摂取と、
「競技中には1時間に2〜4回程度の水分補給を
一回につき200〜250ml」を目安に
とるといいそうです(日本体育協会からの抜粋)。
ただ1〜6年生では随分と体重が違いますので、
その辺は体格に応じての調整が
もちろん必要ですね。
そして少し冷たい5〜15℃が好ましいと。
1時間以上の運動時には、ナトリウムの
摂取も必要になります。
人間の体は不思議なもので
体内のナトリウム濃度を保とうとするために、
水やお茶だけをがぶ飲みして
失ったナトリウムを補給せずにいると、
その濃度に不必要な水分が
尿などで出されたり、喉の渇きもなくなって
水分を摂りたくなくなるそうです。
これも危険な症状。
スポドリが甘くて嫌だというお子さんは、
朝ごはんやお弁当時に塩分の濃いものを摂り、
水分補給はお茶やお水という工夫もありですね
(そうそう、朝ごはん抜きも熱中症にはNG!)。
ということで塩分チャージのタブレットなんかも
チーム用として倉庫に入れておきますね。
それからスポドリが甘いことにも、
実は理由があるそうで、
ナトリウムの腸内での吸収をスピードアップさせる
働きが糖分にはあるそうなんです。
大塚製薬さんからのレクチャーですからね、
でもちゃんと裏付けデータも提示されていましたから、
信頼できるかと思います😉。
これから気温も高くなりますが、
Aチームのみならず、Cチームもお弁当持参
での移動や試合が始まるかと思いますので、
疲労回復効果の高い 豚肉や大豆、枝豆、梅干し、
ウナギ(これは贅沢!)などなど
お弁当からの熱中症予防も考えると
いいでしょう。
また熱中症が起こった時の対処の仕方をまとめました。
タナカ